平成になるころから中国材が一気に入ってきて輸入される中国石材は国内の石材を圧倒していきました。
建立年が平成になっておりお墓のかなりの数が中国材
もしくは中国加工される時代がそのとき訪れていました。
平成になるころはまだまだ墓地がないといって都心部の方は郊外にお墓を求めていたこともあり石材自体の需要もかなりあった時代です。
さてタイトルの「欲しい石はいつまでもない」
なのですが
実際に平成~現在まででどれほどの石が入ってきては消えていったでしょうか。
墓地内にある外国材に関して言えば相当な種類がなくなっています。
墓地を歩けば展示場のように様々な石材があったので、墓地歩きながらなんて日々もありました。
最近では一緒に歩くと「この石は流通しなくなって10年たちます」美愛奈説明も増えてきています。
なぜ?
石は人造ではなく自然の産物
突然取れなくなることもあるし、使うに値しない状態なることもあります。
また多くの外国材が入ってくる中で
国内の石材産地が弱ってしまい、採掘する人がいなくなり市場から消えてしまった石材もあります。
あおるわけではありませんがそのような自然のものを相手している故
採掘が止まれば希少価値で値上がりすることも
また完全にその石すらなくなることもありますので
もし使いたい石があって、今後お墓を建てようと思うのならその時が買い時となります。
今後は輸送経費加工経費も値上がりは予想されますので未曾有の円高でも起こらない限りは
石は安くなることはないと思います。
原石をストックしておいてくれという要望もありますが
ストックしておく場所が必要になりますので保管の費用は掛かります。
常に状況把握に努めていても無理なときは無理なのでその辺はご理解いただけると助かります。