ニュースはコロナウイルスだけであふれているかと思いきやメディアは日々増える人数だけしかお伝えしませんので、石材業界関係のことはこちらから大橋の取材に基づきお知らせします。

2月10日現在旧正月明けから中国の加工と発送の大元となる福建省アモイに工員は少しずつですがもどってきているそうです。およそ30%くらいは戻ってきているのではということです。
しかしながら、工場の稼働にはなかなか至っていないとのことです。14日間の様子見であったり政府の正式な指示待ちだったりという話が混在しています。

この状況下で14日間が最短と見据えても、旧正月前、つまり1月中旬に出した注文をおよそ30%くらいの生産能力から始めるということが推測されます。

なので1か月たっている今注文を出すと一体いつの船にのって日本にくるのかはわかりません。おそらく早くても4月になるであろうと。
また徐々に工員が戻ってきて生産能力が上がったところで福建省や特に現地アモイで感染者が出た場合はそれも約束できない状況となってきております。

中国石材にある程度依存してきた石材業界としてはかなりの打撃を受けることと思います。

いつも書いておりますがインド加工においては影響は出ておりませんが、日本人のインドへの入国に規制がというニュースが昨日ありました。これが日本国内に貨物を下した船員に対して同じことがもし起こるとしたら、輸入経路が断たれるといったことも最悪を想定しなければなりません。

何より日本国内で感染経路を特定できない状態で蔓延が始まったことで世界から逆鎖国される可能性すら想定しなければならなくなりました。

ここで注目すべきは国産の石材ですが、国内の石はそれなりに加工費で高くなることを前提にお話はしますが暴利を取るといったことではありません。今まで通りの価格で提供させていただきます。
しかしながら、いままで中国一辺倒だった石材店が皆、国産に向かうことで納期の問題が出てきます。
また日本の石は年間の産出量を申告し採掘を計画的にされていますので年間の採掘の資源がマックスになればストップします。

そんな状況を踏まえたうえで、ぜひお墓のコトも真剣に勧化手ご注文を頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします