前回の記事は導入部をお話ししました。
さて梶原建設さんのコーティング部門のスタッフさんが2名やってきました。
先輩後輩で実務で研修しながらといった感じもありますが、段取りはしっかりしていて車を降りるなり準備が始まりました。
今回の記事はある程度工程もご紹介していきたいと考えています。
というのも、生活者の方は簡単にコーティングして終わりで、こんなに費用をとるの?とすぐに費用に話がいってしまうからです。
いわゆる前モノと言われる線香立・花立・水鉢などはまず移動です。
この前モノ周辺が一番汚れの溜まりやすい場所でもあります。
この汚れもしっかりきっちりおとして乾燥させてというところまでが
クリーニングのステージ
そして乾燥後がコーティングなのです。
作業開始です。
石材の表面の汚れ
主に建墓後に付着した乗っている汚れを石専用の洗剤などを使い落としていきます。
まずは目に見えるはっきりとした大きな付着物をしっかりとってから洗剤などは使っていきます。
そのままやりたいところですが付着物から色素がでて逆に色を付けてしまうことが0ではないから。
この辺の作業がしっかりできているかでプロの汚れ落としと、皆さんができる汚れ落としの差も出てくるのかと思います。
つまり洗剤がすべてではなく、段取りと根気も知識以外に必要になってくるのですが
そつなく無駄な動きなく、後輩社員にも指示をどんどん出しながら休みなく作業は続いていきます。
石材専用の洗浄剤は数社から販売されています。
梶原建設の作業担当者も各社いくつもの洗浄剤を試し、ご自身の判断で一番良いと思ったものを使っているそうです。
この部分では私もかなりいろんなものを試してきた方なので話が弾み、割とにた結論を持っていましたが、
私が使ったことのないものなども持ち歩いていましたので、今度それは試したいなと思います。
現状の写真までが、汚れに対して
汚れを浮かし石から離れやすくする。
汚れを柔らかくする。
そういった作業が進められています。
続きは次回
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