お墓の決め方
お墓ってどうやって選べばいいの?
いざ、お墓を買うとなると、聞き慣れない言葉だらけで戸惑うことが多いものです。下記の内容を参考として頂ければと思います。
お墓の主な構成
①お墓の形
お客様の好みや、墓地の大きさ・条件・価格等からどの形がいいか検討します。
【和型】【洋型】の他【オリジナル型】もございます。
②石の種類
石の色・特性・価格を考慮して検討します。
塔婆立ての形を検討します。供養の塔婆を支えるためのもので宗派によっては不要です。
④外柵
外柵をつけるかどうか、つける場合は石の種類と形を検討します。
花立・線香立・香炉・墓誌・灯籠などについて検討します。
彫刻など詳細について
⑥正面文字
どのような文字を彫るかを検討します。昔の単独墓の場合は、戒名や俗名が刻まれる事が多かったのですが現在は合祀墓が多いので、墓碑には家名を刻まれるようになりました。字体は何種類もあり、お客様の気に入った字体がございましたらお持ち頂くこともできます。「○○家之墓」以外にも「南無妙法蓮華経」や「南無阿弥陀仏」、また最近は自分の好きな文字を一字だけ刻む人もいます。(「心」「和」「無」など)書体で一般的なのは楷書体、隷書体、行書体、草書体です。
⑦家紋
家紋を彫るかどうか、彫る場合は家紋の確認と彫る位置を検討します。いろんな家紋がありますので、写真かコピーまたは手書きの絵を持参いただけると確実です。
⑧施主名
施主名と建立の日付を決めます。施主名は連名も可能です。建立日付は「○○年○月 建立」とします。また施主名を赤字にしている墓石もありますが一般的には生前に戒名・法名を彫った場合のみ俗名を赤にし、施主名は彫った状態または白字にします。
⑨戒名・法名
戒名・法名を彫るかどうか、彫る場合は戒名の文字確認と彫る場所を検討します。内容は 「戒名・死亡年月日・俗名・年齢」 の4つです。戒名・法名は旧字体を含む場合やその宗派独自のものもありますので、お電話ではなく書類を持参いただけると確実です。(郵送またはFAXでも結構です)戒名・法名をつけない場合は死亡年月日・俗名・年齢の3つを彫りますが、いずれも俗名を名前だけにするか、苗字と名前にするか、年齢は数え歳で彫るかどうか決めます。墓石を合同で建てている場合は苗字も加えた方がよろしいかと思いますし、また数え歳は仏教関係の宗派に多いので、その他の場合は通常の年齢を彫ることが多いです。
⑩その他 彫刻・お地蔵様など
【彫刻】
墓石にご希望の彫刻を入れることができます。影彫りや浮かし彫り、点刻などがありますが、墓石の大きさや文字のバランスがなによりも大事です。
【お地蔵様 】
幼くして亡くなった子供の供養のために建てます。