石材業の現状はだいぶお墓を壊す人が増えてきています

だからこそ浮き彫りになる建てる人。建てたい人。

大きく分けて2つ

家族の誰かが亡くなられたときに急ぎ必要性を感じ建てる人

もう一つは

生前に建てる。

生前に建てることを「寿陵」(じゅりょう)といいます。

そんなセリフを墓石の広告で時々見かけます。

縁起のいいことですよ!という呼びかけでもあるのですが、もちろん建てた後に急になくなる人もいる

私自身はあまりこの勧め方は好きではありませんが、

生前に建てる事でご自身が亡くなる前に目にしているということがポイントです。

弊社では今年だけで3件の余命数カ月という方のお墓を建てさせていただきました。

皆様お墓作りにしっかり関わり出来上がりをとても心待ちにして、確認しました。

次にここ(お墓)に入り家族と会える場所になる。

そのイメージをしっかり持たれ旅立たれて行きました。もちろんご家族も悲しいのと同時にご本人が納得されて作られたものをとても愛でています。

つまり建てる人建てたい人はおそらく向き合う対象がはっきりしていた家族もそれを理解している人なのかもしれません。

裏を返すと壊す方は、この先の向き合う方がいない方で仕方のない方。

そして「家族のため」「こどものため」とはいうものの

関係性が見えなくなっている方なのかもしれません。