お墓じまいが増えているという報道が多い
実際はどうなのか?
これに関してはちゃんとした数字がないのが実態だが
どう考えても片づけをしていく人は増えるだろう
出生率が1人台になって久しい
ひとりっ子が多いという事だ
一人っ子同士が結婚すれば当たり前のようにお墓がある家であれば2つのお墓が存在してしまう。
弊社の事例でこんな事例があった
お互いお墓のない一人っ子同士の結婚
ただ両家は墓地を持っていた
で、ご主人の所の墓地を利用し両家墓を建て、奥様の実家の墓地は更地のまま返還した。
このかじ取りをしたのは両家のお父様お二人が計画して行った。
と、そんな事例はあるのですが、やはり片付ける方は増えるのは仕方のないことか?
生涯未婚率という数字がある
50歳までに一度も結婚しない人の割合だ
昨年発表の数字では男性約4人に一人、女性は約8人に一人となっている
この現在50歳の人が生れたころはどうであろうか
男女ともほぼ100人に一人といったところだ。
結婚しない!出生率の低下!
それだけでも明らかに先祖代々のお墓は建てにくくなる
そして墓じまいも必然的に起こるのだ
ただ、お墓が不要か?といった論議は別物である。
それは生きるものが、死者と向き合う場所を求めたとき、形あるものとしてお墓が適しているからだ。
今後、先祖代々のお墓は減りつつも、小さな家族や集まりといった形でのお墓が必要になるかもしれない。