先週末から特徴的なことが続いている
遠隔地の方の遺骨の取り出しであったり納骨であったり。
昨日は福岡から改葬で遺骨を取り出しに
おとといはやはり福岡から横須賀まで納骨に
そして今日は北海道から永代供養の契約にお見えになる。
さらには明日は千葉から墓地の契約に、また都内から引き渡しにお客様が訪れる。
すべて横須賀の墓地での出来事である。
戦後、当たり前に移動しその土地で定住するのが当たり前になったから、お墓だけが先祖が最初に土着した場所に取り残されていく。
今回向き合った方は大体70代以上
納骨した方も改葬したかたも通うのは体も経費も大変だと言う。
石のお墓の素晴らしさはとても理解されているが、それでも向き合えなければ致し方なく無くしていく。
お墓というスタイルが移動しやすい性質ではない。また現状の先祖代々のスタイルも今の家族の状況で考えれば限界にきている。
移動のできる個別(小さな家族単位も含む)スタイルのお墓はある意味必要な状況に迫られている。
お墓はすでに小さなスタイルは登場しているが移動できる可能性を含むスタイルではない。
とすれば、墓中心の考えは難しく、遺骨中心のお墓のあり方をもっと深堀しなくてはいけない。